【2024年度】車のフロントガラスに付着した油膜やウロコを除去できる最強の洗車用品4選

皆さん、車のガラスに撥水剤を施工する時に、油膜や水アカは落としていますか?

今回は撥水剤を施工する前の下地処理(油膜除去や水アカ除去)の必要性や、実際に使ってみて良かったと思う商品を紹介したいと思います。

Twitter(@DriveHome_)に質問箱を設置しているので、洗車用品で気になることがあったら聞いてください。

油膜と水アカの違いは?

油膜=水アカ

と捉える人も多いみたいですが、油膜と水アカは別物になります。夜ワイパーを使った時にギラギラするのが油膜で、ウロコ状の汚れが水アカです。

つまり

水アカ=ウロコ

が正解で、水アカ(ウロコ)と油膜は別物になります。

見た目で判断する場合は、上の画像のようにガラス面が乾いた状態で見えるウロコ状の汚れを水アカと呼びます。

逆にこのようにウロコ状の汚れは見えないけど、光が当たった時にギラギラなるのが油膜になります。

なんで油膜ができるの?

油膜ができる原因は、雨に含まれる大気中の汚れや、ワックス、排気ガスなどがガラスに付着することで油膜という汚れになります。車の窓を開けることによって室内にも汚れた空気が入ってくる為、内窓も油膜で汚れることがあります。

なんで水アカができるの?

水アカができる原因は、洗車後の拭き残しや朝露などです。洗車で使用する水道水にはミネラル分など不純物が入っており、それが急激に乾くと水アカといった汚れになります。雨にも不純物が多少含まれていますが、急激に乾くことが少ないので水アカになりにくいです。

逆に室内に水が侵入することは少ないので、内窓に水アカができることはありません。

ガラスに油膜、水アカがあるとダメなの?

先ほども説明しましたが、油膜が付着していると夜ワイパーを使った時にギラギラして前が見づらかったり水アカがあると見た目が悪かったり、水アカはガラスにできたウロコ状の汚れなので撥水剤を施工しても水が綺麗に飛んでいかhttps://drivehome.jp/car-wash/943/>ので、できるなら油膜も水アカも落としておきましょう。

ガラス用撥水剤は何を選べばいいの? と思った方は下記関連記事を参考にしてみてください。

ガラスの油膜、水アカを除去する方法

カー用品店などにガラス用の油膜除去剤や水アカを除去する商品(専用のガラスクリーナー)が販売されているので、そちらを購入して使用することをおすすめします。

基本知識として覚えておいてもらいたいのが、油膜除去剤では水アカまで落とすことは難しく、逆に水アカを除去できる商品だったら油膜も一緒に落とすことができます。

水アカを落としたいのに油膜除去剤を使っても油膜は除去できたけど、水アカが残っていることがあるので注意が必要です。

ガラスの油膜取りは家にあるもので代用できる?

よく烏龍茶や新聞紙でガラスの油膜を取ることができると言われていますが、僕が実際に使ってみたところ両方とも満足のいく結果にはならなかったです。なんとなく取れている感じはありましたが、カー用品店などで売られている油膜除去剤を購入した方が油膜を取ることができます。

油膜、水アカ(ウロコ)除去に最適な洗車用品

商品名 おすすめ度 使用箇所 除去できるもの 内容量 金額 商品リンク
水アカとりパッド ★★★★★ 外窓 油膜、水アカ 2個 446円
ゼロウィンドウ ストロングリセット ★★★★☆ 外窓 油膜、水アカ 80ml 1282円
インビジブルガラス ★★★★☆ 外窓、内窓 油膜 651ml 906円
キイロビンゴールド ★★☆☆☆ 外窓 油膜 200g 702円

※価格は2023年3月1日時点でのAmazonの販売価格を記載しております。

水アカとりパッド

メーカー カーオール
商品名 水アカとりパッド
おすすめ度 ★★★★★
使用箇所 外窓
除去できるもの 水アカ、油膜
内容量 2個
金額 446円

※価格は2023年3月1日時点でのAmazonの販売価格を記載しております。

ガラスに付着した頑固な水アカ(ウロコ)を除去するなら、この水アカとりパッドがおすすめです。過去に色んな商品を使ってきましたが、スポンジの硬さが丁度良く、力を入れずに軽く擦るだけで水アカを落とすことができます。

しかも、スポンジにガラス用の研磨剤が染み込まれているので、水アカとりパッドと水さえあれば施工可能です。デメリットは使い切りという部分です。水アカの状況で違いますが、2個でワンポックス1台分ぐらいは施工可能です。

僕は使い切りという部分は気に入っていて、洗車用品が増えていかないので、この商品ばかり使っています。

以下、口コミ

安いのに優秀! 是非、試してみて!★★★★☆

キイロビンゴールドで落ちなかったウロコをさらにこの商品でピンポイントで使用しました。何度か使用しているとウロコがやっと取れて嬉しいです。★★★★☆
とにかく水に浸すだけで使えるのは楽です。スポンジの硬さも程よく固く変に力を入れなくても擦れて楽に作業が出来る。但し、液剤が少ないので、頑固な油膜の場合は何回か擦るので、窓1.5枚分行けるか? ★★★★☆

ゼロウィンドウ ストロングリセット

メーカー シュアラスター
商品名 ゼロウィンドウストロングリセット
おすすめ度 ★★★★☆
使用箇所 外窓
除去できるもの 水アカ、油膜
内容量 80ml
金額 1282円

※価格は2023年3月1日時点でのAmazonの販売価格を記載しております。

この商品も頑固な水アカ(ウロコ)を落とすのにおすすめできる商品です。水アカとりパッドとの違いは液剤とスポンジが別になっているところです。スポンジが水アカとりパッドよりも面積が小さいので広い範囲を施工するのは大変ですが、ピンポイントで水アカを除去したい時に便利です。

以下、口コミ

油膜は落ちるが、ウロコは落ちないというレビュー見かけますがちゃんと落ちます。★★★★☆
そこそこウロコは取れます。ただし液がポタポタたれて使いづらい。★★★★☆
30cm四方に対して30秒〜1分ほどの磨き時間で、運転席側は9割がた落ちましたが、後部座席側は半分も落ちませんでした。これは運転席側の窓は頻繁に開け閉めするので、ウロコの着き具合が少なかったためと思われます。★★★☆☆

インビジブルガラス

メーカー Stoner(ストーナー)
商品名 インビジブルガラス
おすすめ度 ★★☆☆☆
使用箇所 外窓、内窓
除去できるもの 油膜
内容量 651ml
金額 906円

※価格は2023年3月1日時点でのAmazonの販売価格を記載しております。

インビジブルガラスは外窓、内窓に使える商品ですが、僕は内窓の汚れを落とすのに使っています。こちらも外窓の水アカ(ウロコ)は落とせませんが、拭いたときに拭きスジが残らないので、内窓の汚れ落としに最適です。

以下、口コミ

これで窓掃除をすると見違えるようにキレイになり、長持ちします。窓が無いと勘違いしてぶつかる事を心配するくらいです。★★★★★
拭き筋が残らず綺麗になると聞いて使ってみました。聞いていた通りで気に入りました。★★★★☆
フロントガラス、バックガラスなどどうしても拭き筋が残りますが、この商品は説明通り拭き筋が残りません。サッと拭くだけで、とてもきれいになります。なくなったらまた購入したいです。★★★★☆

キイロビン ゴールド

メーカー プロスタッフ
商品名 キイロビンゴールド
おすすめ度 ★★☆☆☆
使用箇所 外窓
除去できるもの 水アカ、油膜
内容量 200g
金額 704円

※価格は2023年1月1日時点でのAmazonの販売価格を記載しております。

外窓の油膜落としの王道。星2の理由は、油膜は落とせても水アカが落とせないからです。それとスポンジが柔らかく全てのガラスの油膜を除去しようとすると体力が持ちません。軽微な水アカ(ウロコ)ぐらいなら落とせるので、定期的に油膜、水アカ除去をしている人向けです。

以下、口コミ

手で磨くには他の方と同様、結構強い力が必要です。他の研磨剤使用した事ないため何とも言えないがフロントガラス磨くだけで疲れた。★★★★☆
スポンジがイマイチ使い勝手悪い。付属のスポンジは長方形で、裏面が柔らかすぎるると思います。★★★★☆
ゴシゴシしないと落ちない。★★★★☆

Amazon売れ筋ランキング(2023年3月)

実際はどの商品が売れているのか気になったので、Amazonのウィンドケア部門でガラスの油膜や水アカ、ウロコを落とせる商品の売れ筋ランキングを調べてみました。

1位:キイロビンゴールド

私は、おすすめ度2にしているキイロビンゴールドがAmazonのウィンドウケア部門で売れ筋ランキング1位でした。まあ、鉄板ですかね。個人的にはスポンジが使いづらいだけであって評価はとても高い商品です。

私が、おすすめ度5にしている水アカとりパッドとの相性も良く、水アカとりパッドを使い終わったらキイロビンゴールドを付けて水アカや油膜を除去する人も多いです。

2位:水アカとりパッド

私は、使い捨てという部分を評価しているのですが、やはりコスパが悪いせいかAmazonの売れ筋ランキングでは3位でした。コスパが気になる方は、売れ筋ランキング1位のキイロビンゴールドと合わせて使うことをおすすめします。

3位:ガラスリフレッシュ

2位がソフト99のガラスリフレッシュ。この商品も水アカとりパッド同様、スポンジの硬さがほどよく使いやすいです。

 

おすすめできない商品

水アカを簡単に落とすことができる酸性クリーナーや、溶解クリーナー(液性の記載がなく溶かして落とすといった表記のあるもの)は、あまりおすすめできません。たしかに水アカ(ウロコ)を簡単に落とすことができます。

しかし、ガラスに飛び石などで傷が入っている状態で使用するとガラスが白くなることがあるのでおすすめできません。しかも、白くなったら磨いても元には戻りません。(経験者は語る)

「頑固なウロコ状の水アカを撫でるだけで拭くだけで落とすことができます! 」

と記載されている商品は溶解して落としているので酸性クリーナーの可能性が高いです。使い方を少し間違えると取り返しのつかないことになるので注意してください。

けど、考えてみてください。あんなに擦ってやっと落ちる水アカ(ウロコ)が、撫でるだけで落ちるって逆に怖くないですか?

決してダメと言っているわけではありません。時間をかけてでも物理的に磨いて落とせるなら、そっちの方が安全だと思っているのが僕です。

以上

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